ラグビートップリーグ観戦記「ヤマハ対キャノン」

スポーツ

今日はいま盛大に盛り上がっているラグビートップリーグの観戦記です。今年のトップリーグの面白さは正直ヤバいです。

今回の観戦カードはヤマハ発動機ジュビロ対キャノンイーグルス

ヤマハといえば皆さんご存じ2015年ワールドカップで南アフリカに勝利した「ブライトンの奇跡」の立役者五郎丸歩選手が所属するチーム。

そして今シーズンで引退を表明している五郎丸選手にとってなんとこの試合が本拠地最終戦。これはその雄姿をしっかりと目に焼き付けたい。

ということで観戦レポートいきましょう。

ヤマハスタジアム到着。実は初めてです。

いやあ、いいですね。

そして、両チームスターティングメンバー発表。

ここまで今一つ調子の上がらないヤマハは日本選手権優勝時のキャプテン、NO8の三村勇飛丸選手が2シーズンぶりの公式戦復帰。

LOにヘルウヴェ選手と大戸選手。SOにサム・グリーン選手。

ここまで7トライのマロ・ツイタマ選手に毎試合抜きんでたパフォーマンスのクワッガ・スミス選手。

チームのキング矢富勇毅に選手に五郎丸選手。

分かっていたけどやっぱり豪華なメンバー。名前を聞くだけで笑みがこぼれます。

一方まだ勝ちのないキャノン。

日本代表の田村選手をはじめ、南アフリカ代表のジェシー・クリエル選手、NO8コーバスファンダイク選手らがスタメン。僕のすきな小倉選手は今日はFB。田中史郎選手はリザーブです。

キャノンもいい選手いますね。

そして、両チームの選手に送られる盛大な拍手。この雰囲気も最高です。

試合開始。

立ち上がり攻勢に出たのはキャノン。クリエル選手の突破からて先制トライ。

ヤマハは五郎丸選手のPGでまずは3点。その後キャノンが攻めヤマハは三村選手を中心に鋭いタックルで守る時間が続くも次のトライもキャノン。田村選手を中心に攻撃が勢いがありました。

ここからヤマハが自慢のFWと矢富選手、サム・グリーン選手の展開でペースを握り始めると前半ラストプレーで敵陣ラインアウトモールでトライ。よくまとまった力強いモールでした。

五郎丸選手のコンバージョンは失敗。田村選手のキックもそうですが、この日はボールの軌道が目に見えて影響を受ける強風でした。

後半、開始早々スクラムから展開しヘルウヴェ選手のトライで逆転。

しかし、この日のキャノンの攻撃は絶好調。田村選手を中心としたテンポのいい攻撃でトライを重ね気づけばスコアは18対33。

残り時間10分、キャノンにシンビンがでたこともありヤマハが怒涛の反撃。ヘルウヴェ選手、中井選手の連続トライで32たい33。1点差。

会場の盛り上がりが最高潮に達した試合終了間際、終止符を打ったキャノン。ホセア・サウマキ選手自陣から敵陣深くに蹴りこんだキックを自らプレッシャーをかけ相手を捕まえたところでキャノンのサポートが上回りターンオーバー。最後はマイケル・ボンド選手が仕留めました。

32対40。熱い熱い試合が終わりました。

いやー、お互いの勝利への執念がみられた本当にいいゲームでした。

会場の雰囲気もすごかった。後半ヤマハが1点差に迫った時なんか拍手だけでこんなになるのかってくらいのの凄まじい空気感でした。

そして、最後のトライの場面。試合最終盤のブレークダウンでボールを奪ったキャノン。奪った瞬間ライン際まで出てきていた退いた選手たちが大喜びだったのが印象的でチームの一体感を感じました。

この2チーム、今後もトップリーグを盛り上げてくれそうでますます目が離せなくなりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました